
中国の自動車販売が復調
商用車は4割、新エネ車も大幅増
中国自動
車工業協会(CAAM)が発表した8月の新車販売台数は、前年同月比11.6%増の218万6000台だった。5カ月連続の増加で、
2桁の伸びは4カ月連続。国内景気の回復を背景に、自動車市場の復調が鮮明になり、新たな設備投資への期待もかかる。
消費者の購買意欲の持ち直しに支えられ、乗用車が同6.0%の増加。インフラ投資の拡大を追い風に、トラックなどの商用車が同41.6%増と好調を維持。商用車は排ガス規制の強化を受けた買い替え需要も販売を押し上げた。
日系メーカーでは、トヨタ自動車が同27.2%増、ホンダが同19.7%増の一方、日産自動車は同2.4%減と低迷した。電気自動車などの新エネルギー車も2カ月連続で増加した。プラグインハイブリッド車、燃料電池車を含むNEVの8月の販売台数は前年比26%増の10万9000台だった。
米国の1.5倍、日本市場の5倍に及ぶ巨大市場が動き始めた。
NKワークス、米5thAXISの新ツールを紹介
産業用機械の専門商社のNKワークス(東京都千代田区、三羽和紀社長)は、
米国のジグメーカーの5thAXIS(フィフスアクシス)が開発した3次元(D)図面作成ツール「3D COMPATIBILITY TOOL(コンパチビリティーツール)」(=写真)の操作方法を紹介する動画を、9月23日から開催している「インターモールドオンライン」で公開した。
同ツールは、フィフスアクシスが今年8月から本格的な運用を開始した。ユーザーは無料で利用できる。所有する加工機のメーカー名や機種名、加工対象のワークサイズや把握方法など、ユーザーのイメージに近い選択肢をチェックするだけで、フィフスアクシスの最適なジグと加工機のテーブルを組み合わせた3Dモデルがわずか数十秒で製作できる。3Dモデルは約70種類のフォーマットでダウンロードでき、自前のCAD/CAMソフトウエアに取り込めば、すぐにツールパスの作成ができ、作業効率を高められる。
スター精密、ソリューションセンターを新設
スター精密は9月4日、静岡県菊川市の菊川工場内に「ソリューションセンター」を新設したと発表した。
総事業費は約14億円。鉄骨3階建ての同センターは、1階がショールームとNCスクール(=写真)、2階が応接室や大会議室、3階が営業オフィスで構成されている。延べ床面積は約3600㎡。
1階のショールームには10台の自動盤を常設展示し、顧客からのテスト加工の依頼などに対応し、ビフォアサービスの強化を図る。また、これまで以上に厳しく温度管理した環境下で製品テストができる評価試験室3室に加え、最新の自動測定装置を備えた測定室も設けた。高品質な製品開発をさらに追求する。
同センターの設備を生かし、顧客の課題を解決する加工技術やアプリケーションソフトウエアの開発に注力し、顧客満足度のさらなる向上を目指す。オンライン環境も整備し、今後はプライベートショーや技術セミナーなどを現地だけではなくオンライン上でも開催し、情報発信をさらに強化する考えだ。
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