世界を対象に フォーラムを開設(10.2.22) 

 ジェービーエム(東大阪市、佐野泰治会長)は2月1日から「JBM World Wide Forum」を自社ホームページ上に開設し、運用・管理を開始した。工作機械やCAD/CAMシステムを利用したものづくりに携わる世界中の人を対象とし、業界動向や技術ニュースを共有する「現場本位の役立つ情報交換の場」としたい考え。
 日常作業の中での問題やアイデアの共有(設計、製造、加工、システム、ソフトウェア、マシン、ツール)、仲間作り(地域、業界の取り組み)、業界・技術動向や世界のニュースなど情報の発信と収集の手段として活用できる。フォーラムには翻訳ボタンが設置され他言語でのコメントも利用者の言語へ自動翻訳が可能。現在のところ13カ国語をカバーしており言語を超えたコミュニケーションを図ることが可能で広く情報を得ることができる。日本の産業界に留まらず世界の業界動向や技術ニュースを共有し、ものづくりを支援する。



ジーネット、オリジナル商品で巻き返し(10.2.15) 

 工作機械・工具卸業の大手であるジーネット(大阪市西区、古里龍平社長)が発表した2010年3月期中間決算は、売上高が前年同期比47.8%減の152億6500万円、営業損益は3億5200万円の赤字だった。
 部門別では、中核の機工部門が同43.6%減の98億6200万円。工作機械などを販売する機械部門が同70%減の21億3100万円で一番落ち込んだ。自動車産業を中心に金融危機以降の設備投資抑制が大きく響いた。古里社長は下期以降について「非常に厳しい。少なくとも今年秋まで、本格回復は難しいだろう。今までの築いてきた基礎体力と提案力で業績アップにつなげる」と語った。具体策として、在庫の見直しをさらに進めるほか、新商品開発や昨年下期からスタートさせ、100件以上の大手ユーザーとの受発注を進めるネット販売サイト「EGnet」を強化する。また、現場の改善を提案するエンジニアリング部の活用とやオリジナル商品(輸入工具・バイスなど)の品ぞろえを充実させ、販売拡大を図る。



OSG、上海に開発拠点(10.2.1) 

 工具大手のオーエスジー(愛知県豊川市、石川則男社長)は3月にも上海に最新工具の開発センターを立ち上げる。石川社長が1月18日に開いた賀詞会で明らかにした。
 「ドリル、エンドミルは超硬が主流だ。今後は超硬にも力を入れる」とし、その展開の第一弾として上海にある現地工場内に開発拠点を設ける。初期メンバーは日本人スタッフ4人を含む計6人。今後、受注状況に合わせて人員を拡大していく。現在中国では、従来の自動車向けに加え、デジタル家電向けの工具の引き合いが強まっている。今後、生産量が増加すれば、生産拠点も「中国が中心になる」と話す。同社の主力は、世界でも高いシェアを握るタップなどのハイス(高速度鋼)製品。グローバル化を進める中で、超硬のラインナップ強化が不可欠だと判断した。09年11月期決算は、売上高533億円、前年比45%減、27億円の営業赤字で、営業赤字は通期では初めて。今期は売上高630億円、営業利益36億円を見込んでいる。




プライベートショーで後援会とセミナー(10.1.18) 

 ソディック(横浜市、藤原克英社長)は12月3〜5日の3日間、本社内の技術研修センターで「東日本・首都圏支店プライベートショー2009」を開催した。特別講演が2日間で合計4講座、テクニカルセミナーが3日間で7講座の構成で、同社が追求している「見る、見せる」展示会から「知る、考える」展示会の姿勢がはっきりと打ち出された。
 小径工具による加工と事例の紹介を日進工具の後藤隆司常務が、ダイヤモンド工具による超精密加工を中村超硬の井上誠社長、射出成型の金型づくりについてソディックプラステックの合葉修司技術部長がそれぞれ講演した。鹿児島県から金型メーカー東郷の東成夫社長が「未曾有の不況の中での精密金型の売り込みとチャレンジによる受注回復」をテーマに講演。業界が大きく低迷しているなか、チャレンジ精神をフルに発揮して、故郷の鹿児島に金型産業を立ち上げた立志伝中の経営者の言葉に、参加した聴講者はジッと耳を傾けていた。